普通に生活しているのに痩せている人もいれば、常にダイエットを頑張っているのになかなか痩せられないという人もいます。
この違いは一体どこにあるのでしょうか?
理想の体型を手に入れるためには、まずはその原因をきちんと知ることこそが、成功への第一歩です!
今回は痩せられないことで悩んでいる方のために、痩せられない原因や対処法をご紹介します。
Contents
ダイエットしても痩せられない原因とは
あなたの周りに「全然太らない人」っていませんか?
生まれ持った体質や遺伝などの影響もある程度はあるとされていますが、そのような人は、特に意識をしていなくても太りにくい食生活や生活習慣を自然と選択している場合が多いようです。
例えば、外食に行っても無意識に低カロリーなメニューを選ぶなど、朝起きてから夜寝るまでに「当たり前」と思ってしている生活習慣が、痩せやすい体作りの土台となります。
痩せられない人の特徴
その一方、なかなか痩せられない人は、今行っているダイエット法が本当に「あなたにとって」効果的なのかどうか、今一度見直してみることが必要かもしれません。
一生懸命ダイエットに取り組んでも、その方法が間違っていればなかなか結果は得られません!
2,3ヶ月続けてみて、ダイエットの効果が出ていない、という場合はダイエットのやり方そのものを見直しましょう!
痩せられない時にすべきこと4つ
では、「毎日ダイエットを頑張っているのに、なかなか痩せられない」という人が見直すべきなのはどのようなポイントなのか、一つ一つ詳しくみていきましょう。
健康的に理想の体型を手に入れる本当の意味でのダイエットは、ただ食べる量を減らせば良いというものではありません。
なので、「これさえすれば痩せる」というものではありませんが、なかなかダイエットの効果が出ない人は、以下の4つのポイントに気をつけてみてくださいね!
食べる「時間帯」に気をつけて!
痩せたいと思ったら、まずは食事量を減らしたり低カロリーなものへと変更したりすることから始める人が多いかもしれません。
しかし、1回に摂取する量やカロリーは気にしていても、常に口に何か入れていたり、間食があったり、食事の時間がバラバラ・・・といった食生活をしている方はいませんか?
カロリーを気にすることはもちろん重要です。
それと合わせて気を付けたいのが、「食事の時間帯」です。
まずは、きちんと決まった時間に食事をする習慣を身につけましょう!
また、食事をしても太りにくいと言われている「起床後30分以内」と「14時~16時の間」を意識してみるのもよいかもしれません。
・起床後30分以内…摂取した糖質が脂肪に変わりにくいためダイエットに効果的だといわれています。この時間帯は、摂取した糖質が筋肉内にスムーズに運ばれ、運動エネルギーとして消費されます。
・14時~16時の間…体内には、生活リズムを整える役割を持つ時計遺伝子「BMAL1」という、たんぱく質の一種があります。この「BMAL1」には脂肪をため込む働きがあり、時間帯によってその分泌量が増減するといわれています。最も分泌量が減少するのが、14時~16時の間なので、間食をするならこの時間帯がおすすめです。
運動は少しずつ取り入れていこう!
ダイエットに効果的な有酸素運動を、日々の生活に取り入れている人も多いと言われています。
しかし、その運動をどれくらいの頻度で行っているでしょうか。
時間が取れた日や、やる気が出ているときだけ頑張るなど、一気にまとめて行うことで、運動をしたつもりになっている人もいるかもしれませんね。
運動によってダイエットの効果を得たいのであれば、まとめて行うのではなく、毎日少しでもコツコツと続けることこそが重要となります。
最低でも週に2回、理想は週4回以上。
そうすることで、痩せやすい体に変化していきます。
また、有酸素運動で脂肪が燃焼され始めるのは、運動開始20分後からだと言われています。
痩せたいのであれば、一回20分以上の運動を、週に4回程度行うことを心がけるとよいでしょう!
生活のリズムを整えよう!
毎日の生活習慣は、何年もかけて築き上げられてきたものであるため、そう簡単に変えることはできないかもしれません。
しかもそれが定着してしまっていると、その習慣が痩せにくい体質につながっているということにも、自分では気付かないというのがダイエットの落とし穴なのです。
まず、生活リズムの乱れは厳禁です!
不規則な生活は基礎代謝を低下させてしまうため、ダイエットを頑張ってもなかなか結果が出ないという事態になる可能性があります。
下記のような習慣は、基本的なことのように思われがちですが、案外できていない方もいらっしゃるのではないでしょうか?
- 朝は、決まった時間に起きて太陽の光を浴びる
- 朝ご飯は必ず食べる
- 排便の習慣をつける
- 決まった時間に1日3食の食事を取る
- 決まった時間に就寝する
いかがでしょうか?
当たり前のことを当たり前のようにできている方は少ないかもしれませんね。
今一度生活リズムを再確認してみましょう!
睡眠不足はNG!
生活習慣の中でも特に重要なのが「睡眠」です!
睡眠と食欲には、2つのホルモンが関係していると言われています。
・レプチン…脳に満腹感を伝えて、食欲をコントロールするホルモン
・グレリン…空腹を感じさせ、脂肪を溜め込むホルモン
睡眠不足の状態では、レプチンの量が減少する一方で、グレリンの分泌量が増加するといわれています。
また、睡眠不足になると、野菜や果物よりも、味が濃いものや高カロリーで高炭水化物のものに対する食欲が増すとも言われています。
ダイエットを考えるなら、食事や運動に加えてしっかりと睡眠時間を確保することも重要ですよ!
間違ったダイエット方法とは
一生懸命ダイエットしているつもりでも、間違ったやり方をずっと続けていては、本末転倒です。
間違った方法を見直しつつ、正しい知識を身につけていきましょう!
ダイエット=お肉を取らないは間違い!
肉類は太るという間違った認識から、お肉を避けているという方はいませんか?
しかし、肉類は人間が生きていく上で重要な役割を持つたんぱく質を豊富に含みます。
肉類には、
- 体の免疫力を高める
- 細胞や酵素を作る材料になる
- 皮膚や内臓を構成する
など、なくてはならない栄養素なのです!
また、たんぱく質が不足すると筋肉や基礎代謝が減少してしまうため、たくさん運動をしても脂肪が燃えにくくなり痩せにくい体質となります。
適度な食事量を食べよう!
ダイエットを開始すると結果を早く出したいがために、ついつい食事の量を極端に減らしてしまいがちです。
最初のうちは摂取カロリーよりも消費カロリーが上回るため、体重は減少していきます。
しかし、急に摂取量を減らしたことにより、体は飢餓状態と認識し脂肪を蓄えようとします。
また、それと同時に体は少量の食事から栄養を吸収しようとするため、より脂肪を蓄えるようになり、少し食べただけも太るようになってしまう可能性があります。
ダイエットをしているから、という理由で極端に食事量を減らすことはしないでくださいね!
心拍数を上げ過ぎない運動を!
先に「痩せるためには定期的な運動を取り入れるのが大切」と伝えましたが、心拍数を上げすぎない運動をしましょう!
痩せたい一心で有酸素運動を頑張っているうちに、息が上がっていることはありませんか?
息切れは「体内の酸素が足りていない状態」を意味します。
脂肪の燃焼には酸素が不可欠。
息切れするほど全力で取り組んでいると、酸素が足りなくなり脂肪が燃焼しづらくなります。
脂肪燃焼が効率的に行われる範囲(ファットバーンゾーン)は、「最大心拍数×40~60%」ほどと言われています。
これ以上の心拍数で行うと、脂肪燃焼しづらくなってしまう可能性があるので要注意です!
適切な運動強度で行いましょう!
自分に合ったダイエット方法でキレイになろう!
いかがでしょうか?
あなたにピッタリなダイエット方法であれば問題ありません。
数ヶ月続けてもなかなか効果が出ない、むしろ体重が増えている理由は「日頃の食生活」や「生活リズム」が原因かも!
痩せない体質はあなたのアプローチ次第で変えることができますよ!
楽しくダイエットを続けていきましょう!