多くの子供と大人が好む果物といえば「バナナ」ですね!
「今も朝バナナダイエットをしているけれど、なかなか結果が出ていない」
あなたはこのような悩みをお持ちではありませんか?
朝バナナダイエットのやり方が正しくない場合、逆に体重が増えてしまったり、体調を崩しやすくなる可能性が高くなります。
正しいやり方で朝バナナダイエットをすれば、体重を落とすだけではなく、お腹の調子も整えることなども可能となります。
今回は、正しい朝バナナダイエットのやり方や注意点について分かりやすくまとめました。
この記事を読んで、「朝バナナダイエット」を楽しく続けられますように!
Contents
朝バナナダイエットは効果あり!
ダイエット名にもありますように「朝食にバナナを食べる」という簡単なダイエット法です。
しかし、実は正しいやり方を知らずに、失敗するパターンが多く、途中で挫折する方も多いようです。
結論から言うと、朝バナナはダイエットに向いている効果が沢山あるため、体重を落とすことが可能だと言えます。
バナナがなぜダイエット向きの食べ物なのか、バナナによるダイエット効果をまとめました。
1つ1つみていきましょう!
むくみ解消効果
バナナに含まれるカリウムは、身体の中の水分を排出し、体内の水分量を調整する作用があります。
カリウムの働きは「むくみ解消」に繋がると言われています。
そのため、体重が増えたな、と思った時は体のむくみが体重増加の原因の場合もありますので、チェックしてみてくださいね。
米よりもGI値が低い
GI値とは、血糖値の上がる速さを示した指数のことです。
GI値が高いほど、血糖値が急激に上昇し、太りやすいと言われています。
食パンのGI値はおよそ95、白米が88程度と言われていますが、バナナは55とパンや白米と比べ低めになっています。
そのため、普段から朝食でパンやご飯を食べている人はバナナに変えるだけで、食後の血糖値が上がりにくくなり、太りにくい状態にすることができます。
便秘解消
バナナには食物繊維とオリゴ糖も含まれており、オリゴ糖の中でも「フラクトオリゴ糖」が含まれています。
この「フラクトオリゴ糖」は、他のオリゴ糖に比べて消化されにくい構造をしているため、しっかり腸まで届き、腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を整えてくれる作用があります。
さらにバナナの食物繊維は、水溶性と不溶性の二つの食物繊維がバランス良く含まれています。
便秘解消のためには、水溶性と不溶性食物繊維のバランスが大切と言われています。
また、熟していないバナナには「レジスタントスターチ」と呼ばれる消化しにくいデンプン質が含まれています。
この成分は、食物繊維と同様の働きをするため、便秘解消効果を発揮します。
よって、これら3つの成分のパワーで便秘解消効果が期待できます。
脂肪燃焼効果に期待できる
バナナには、ビタミンB1、B2、ナイアシン、B6、葉酸が豊富に含まれています。
これらのビタミンは、美肌を作る上でも欠かせない栄養素です!
- ビタミンB1 糖質をエネルギーに変える
- ビタミンB2 脂質をエネルギーに変える・皮膚や粘膜の代謝に関与
- ナイアシン(ビタミンB3)脂質や糖質の分解に関与・皮膚や粘膜の炎症を防ぐ
- ビタミンB6 脂質の抗酸化に働く
- 葉酸 細胞の再生を助ける貧血予防
バナナが持つビタミンB群には脂肪燃焼を助けてくれる効果が期待できます。
上記以外にも、
- 食欲を抑える
- コレステロールの吸収を防ぐ
- 美肌効果
- 精神安定
など、様々な嬉しい効果が期待できる「バナナ」。
ダイエットとうまくコラボすれば体重を落とすことも可能です!
ダイエット効果を最大限に引き出す方法!
バナナがダイエットに向いている食材であることがわかりましたね!
ですが、ただ闇雲にバナナを食べれば体重が減る、というわけではありません。
正しい朝バナナダイエットのやり方をこの機会にしっかりと理解しましょう!
バナナを食べ過ぎない!
バナナの効果を得るために、何本も食べている方はいらっしゃいませんか?
バナナ1本のカロリーは、ご飯やパンと比べカロリーが低めですが、果物の中でもバナナは比較的高カロリーです。
そのため、何本も食べてしまうと、ご飯よりも摂取カロリーが増えてしまい、ダイエット効果が得られません。
朝食のバナナは1-2本がおすすめです!
そうすることで、摂取カロリーも抑えることができます。
水も一緒に飲む
バナナの食べ過ぎを防ぐためにもバナナを食べる時に水も一緒に飲むようにしましょう。
水も飲むことで、満腹感が得られやすくなりますよ!
また、朝以外にも日々の中で水分を多めに摂るようにしてください。
水分を多めに摂ることで、不溶性食物繊維による便通改善の働きが良くなります。
ただし、バナナは南国のフルーツのため身体を冷やす作用があるので注意が必要です。
水を飲むときは冷たい水ではなく、できる限り常温の水を飲むようにするとよいでしょう。
よく噛んでゆっくり食べる
バナナはよく噛んでから食べるようにしましょう!
1口につき30回程度の咀嚼が理想だと言われています。
そうすることで満腹中枢を刺激して、バナナの食べ過ぎを防いでくれます。
さらに、唾液の分泌も促されるため、胃腸の負担を減らしてくれる効果も期待できます。
ゆっくり食べることも忘れないでくださいね!
夕食は最悪19時までに食べる
朝バナナダイエットをする際は、夕食の時間もあわせて配慮する必要があります。
夕食はできる限り19時までに食べ終わるようにしましょう!
なぜなら、夕食は一日の中でも高カロリーになりやすいからです。
夕食後は基本的には寝るだけなので、消費するカロリーも少なくなります。
そのため、食べたものが脂肪となって蓄積されやすくなるのです。
また、夜遅い食事は、消化するために胃腸が活発に動いている状況で睡眠を取ることになるため、胃腸が休まらずに、快眠できていない状況になります。
このような状態になってしまうと、翌日まで疲れが残ってしまう原因になる可能性が高くなります。
塾や仕事などで早い食事が難しい方は、できる限りの範囲内で構いませんので、少しでも早く食べるように心がけてください。
遅くても24時までには寝る!
新陳代謝を促す成長ホルモンは22時から翌朝の2時頃まで分泌されると言われています。
ダイエットやアンチエイジングなど美肌効果を得るためには、この時間帯に就寝するようにするとよりよい結果が期待できます。
朝バナナダイエット中は朝型の生活を意識してくださいね!
軽めの運動をする
ダイエット効果を上げるためには、適度な運動も必要になります。週2-3回は運動するようにしましょう。
それでも、なかなか運動するのが苦手だ、時間が取れない!という方は、日々の生活習慣を見直してみるとよいでしょう。
例えば、姿勢を意識するだけでも腹筋や背筋の代わりになり、消費カロリーがアップします。
他にも普段より早く歩くことや、エレベーターではなく階段を使ったり、歯磨き中にスクワットするなど日常生活に取り入れやすい運動からスタートさせるのもよいですね!
昼食・夕食は栄養バランスに気をつけて!
朝バナナダイエットでは、タンパク質などが不足しがちになるため、昼食や夕食でバナナでは不足している栄養を補う必要があることを覚えておく必要があります。
肉・魚・野菜などをバランス良く食べるようにしてくださいね。
また、暴飲暴食もNG!
「朝はバナナだけだったから・・・」と言って、油断して昼食や夕食を多めに食べてしまっては、一日の合計摂取カロリーがオーバーしてしまい、ダイエット効果を発揮できません。
細かい部分までカロリーを気にする必要はありませんが、腹8分目を意識するようにするとよいでしょう。
朝バナナに飽きたらアレンジしよう!
長期的に継続するとどうしてもバナナに飽きてしまう時が来ると思います。
そんな時は少しバナナの食べ方をアレンジしてみてはいかがでしょうか?
- ヨーグルトと合わせてみる!
ヨーグルトには、動物性タンパク質が豊富に含まれており、バナナに足りない栄養素を補ってくれます。ヨーグルトに含まれる乳酸菌が腸をキレイにしてくれるため、バナナと一緒に摂ることで便秘改善パワーがアップします! - きな粉をかけてみる!きな粉には、食物繊維や抗酸化成分が豊富に含まれています。バナナといっしょに摂取することで、便秘改善だけではなく、アンチエイジング効果もアップすることが期待できます!
- 黒酢をかける!「バナナ黒酢」もあるのはご存知でしょうか?
バナナと黒酢は相性がとってもよいと言われています。また、黒酢には、疲労回復効果やミネラルの吸収をよくしてくれる働きがあるため、バナナにかけるだけで、ミネラルの吸収率がアップしやすくなりますよ!
朝バナナダイエットで注意してほしいポイント2つ
朝バナナダイエットは非常に生活に取り入れやすいダイエットで、手軽に始めることができます。
朝バナナダイエットをする際は以下の2つのポイントに気をつけましょう!
アレルギー反応
バナナは、厚生労働省が「特定原材料に準ずるもの」として、アレルギー症状が多く重篤化する食材として扱っています。
そのため、
- 胃もたれ
- のどの腫れ、かゆみ
- 口の周りや口内がかゆくなる
- 舌の痺れや痛み
- じんましん
- 下痢
などの症状が現れた際は「アレルギー」が疑われます。
上記の症状が現れた時はバナナの摂取を一度中止し、その後医師に相談し、朝バナナダイエットを継続するか否かを相談してください。
生理痛が悪化する
前述の通り、バナナは南国の食べ物のため、身体を冷やしやすい食材です。
女性の場合、身体を冷やすと生理痛が悪化しやすいと言われています。
朝バナナダイエットを開始してから、生理痛がひどくなるようであれば、生理が終わるまでは朝バナナダイエットを中止しましょう!
無理なダイエットは絶対にしないでください。
朝バナナダイエットで健康的に体重を落とそう!
いかがでしたでしょうか?
朝バナナダイエットのやり方はかなりシンプルです。
また、特別な食事制限やカロリー制限などする必要もないため、魅力的なダイエット法の一つだと言われています。
バナナに含まれるダイエットに効果がある栄養素
- ビタミンB1、B2、ナイアシン、B6、葉酸(脂肪燃焼)
- カリウム(むくみ解消)
-
フラクトオリゴ糖食物繊維レジスタントスターチ(便秘解消)
バナナダイエットの正しいやり方
- バナナは1~2本(よく噛むこと!)
- 水も一緒に飲む
- 適度な運動
- 19時までに夕食を
- 24時までに就寝
しかし、バナナは飽きやすいため継続が難しい!と感じる方も多いのも事実です。
もし朝バナナダイエットの継続が難しい・・・と感じる前に、どのようにバナナを工夫して食べるかをこのダイエット始める前に考えておくのもよいかもしれません。
「継続は力なり」
ダイエットも継続しなければ効果は得られません!
朝バナナダイエットで体の内側からキレイになってみませんか?