新型コロナウイルスによる外出自粛は長期化する可能性がある今日この頃。
近年、日本の冷凍食品・レトルト・インスタント食品は商品開発に大変力を入れており、「美味しさ」と「健康」を追求している商品がたくさんあります！
冷凍食品やレトルト、インスタント食品は栄養バランスや摂取カロリーなどに注意すれば、ダイエット中でも食べることだけではなく、健康管理も可能にしてくれます。
また、冷凍食品・レトルト・インスタント食品は海外の方にも訪日のお土産として人気が高いこともビックリですね！
今回はそんな日本の冷凍食品・レトルト・インスタント食品のメリットや商品を選ぶ際の注意点、ダイエットや健康に関心の高い方にオススメの食べ方をまとめました。
新型コロナウイルスの外出自粛も、冷凍食品・レトルト・インスタント食品を上手く活用しつつ、健康も維持していきましょう！
Contents
冷凍食品・レトルト・インスタント食品は忙しい毎日や緊急時の強い味方
冷凍食品・レトルト・インスタント食品の絶対的なメリットと言えば、何と言っても時短を実現できる！という点ではないでしょうか。
夕飯抜きの残業を終えヘトヘトで帰宅。自炊する気力や体力なんて一ミリも残っていない！
久々の休日、家でゴロゴロ。小腹が空いたけど、いざ何か作ろうと思っても冷蔵庫は空っぽ・・・。
な〜んて経験は誰でも一度はあるはず。
そんな絶望的な状況の救世主として常備しておきたいのが、冷凍食品・レトルト・インスタント食品のトリオです！
冷凍食品なら電子レンジに数分入れるだけ、レトルトならお湯に入れて温めるだけ、もしくはお皿に移して電子レンジでもいいですし、インスタント食品であればお湯を注ぐだけで、あっという間にできてしまいます！
大抵のご家庭にあるものだけで簡単に食にありつけるなんて、仕事や子育て中のママさんにとってこれほど嬉しいことはありません。
また、冷凍食品・レトルト・インスタント食品には長期保存のしやすさなどのメリットもあります。
特にレトルトやインスタント食品は備蓄に最適な常備食の一つですね。
冷凍食品でも、自然解凍で食べられる商品もあるので、これら全て地震大国と言われる日本に住む私たちには普段から欠かせない物です！
年々驚くスピードで進化を遂げている冷凍食品・レトルト・インスタント食品。
たくさんの類似品があって、どれを選べばいいのか分からない、という方のためにも商品を選ぶ際に注意すべきポイントをまとめました。
冷凍食品・レトルト・インスタント食品を選ぶ際に注意すべきポイント
現在、日本では何百種類という数の冷凍食品・レトルト・インスタント食品が市場にあります。
その生産・消費量の増加と共に消費者の様々なニーズに応えるべく、沢山の研究や開発が行われています。
そんな多種多彩な冷凍食品・レトルト・インスタント食品の世界！
ここではどの商品を選ぶべきなのか、選択基準を目的別に分かりやすく解説します。
冷凍食品・レトルト・インスタント食品の保存期間
冷凍食品・レトルト・インスタント食品は一般的に長期保存が可能だと言われていますが、商品によって異なるため注意が必要です。
災害やいざという時のために備蓄するため、数ヶ月間お家の食品庫で眠っているだけ。。というケースも容易にありますよね！
また、「備蓄用に！」と前もって決めて買うのであれば、セールなどでできるだけまとめ買いするのがお得だと考える方も多いでしょう。
しかし、ここで注意して頂きたいのが賞味期限の確認です。
「冷凍食品・レトルト・インスタント食品は保存がきく」という大前提があるため、どうしても賞味期限の確認は見落としがち。
安いからと言って賞味期限の迫っている商品を大量に買い込み、備蓄用にそのまま食品庫に。。。そして、それに気づかないまますぐに賞味期限切れに・・・
これでは本末転倒です。
このような場合は、冷凍食品・レトルト・インスタント食品の中でも賞味期限25年で有名なサバイバルフーズや3年ほど持つ缶詰類や乾パンなど長期保存に適した商品を選ぶことをオススメします。
冷凍食品・レトルト・インスタント食品の生産地
数百以上もの製品が市場に出回っていれば、食品の生産地もそれぞれ異なります。
生産地は特に気にしない！という方もいれば、いつも気をつけてチェックしている！という方もいることでしょう。
他の類似商品と比較した場合、国産食品を使用している製品に比べ海外産の方が遥かにお手頃価格です。
その一方で、度々ニュースに取り上げられる問題を加味すると、（もちろんメーカーも安全面には考慮しているとは思いますが）海外産の製品を買うのは少し躊躇してしまう、という人がいるのも事実。
そこで、最近人気を集めているのが「ふるさと納税」です！
ふるさと納税を活用することで、産地にこだわった製品を選ぶことができるのは嬉しいポイント。
地元の良質で美味しい食材をふんだんに使って、個性をアピールしているご当地レトルトや缶詰・瓶詰めなど、試してみる価値がありそうですね！
冷凍食品・レトルト・インスタント食品とダイエット・健康の関係
ダイエットや健康に気を配ったレシピで自炊することで健康な生活習慣を身に付けるのが重要なのは百も承知だけど、忙しくてなかなか継続できない・・・
このような状況は男女問わず誰にでもあると思いますが、ここで朗報です！！
もうすでにご存知の通り、冷凍食品・レトルト・インスタント食品は成分表にカロリーが記載されていますよね！
1日の摂取カロリーを意識しやすく、前もって把握しておくことで失敗を回避できるというこの決定的なメリットをうまく活用すればよいのです。
忙しい人が時間を見つけて自炊をする場合、作り置きを意識して一度に大量に作ってしまいがちではないでしょうか？
人間、目の前に食べ物があるとそれを食べ切ろうとしてしまうもの。
いくら健康を意識して作ったものと言えど、量を意識せず食べてしまっては元も子もありません。
そう考えると、冷凍食品・レトルト・インスタント食品も「少しの工夫で」よりダイエットや健康を意識した食べ方を可能にしてくれます。
前もって決まった量のものを食べきることができるポイントは時間がない人にとって大きな味方となるでしょう。
量が多い製品のカロリーコントロールのやり方
冷凍食品・レトルト・インスタント食品は、前もって決まった量のものを食べることができると言いました。
しかし、元々の量が多い製品などもあり、それによって摂取カロリーが高くなってしまう場合もあるので注意が必要です！
例として挙げられるのが、おトク且つ美味しい「袋入りラーメン」です。
ほとんどの場合、スーパーなどで1袋5個セットが300円程度で売られていて、安いものでは200円程度。
1個100円程度のカップラーメンと比べると、袋入りラーメンは非常にコストパフォーマンスが高いのが分かります。
そのような点から、1袋の量の多さと高カロリーに目を瞑りたくなってしまいますが、袋入りラーメンは調理の仕方に気を配れば、カロリーダウンが可能です！
そのやり方はとっても簡単！
カップラーメンはカップの中の麺とスープの素があらかじめ混ざっているものが多いのですが、袋入りラーメンは大抵の場合スープの素と麺が別々に入っていますよね。
そこで、
- 麺もスープの素も（粉末）半分に割る
- 残りは乾燥剤を入れたジップロックなどで保管する
これをするだけで、ひとつのラーメンを2回楽しめます！
麺の量を単純に半分にするだけでも、かなりのカロリーダウンになりますが、さらにもう一工夫加えるともっと摂取カロリーがカットダウンできますよ。
その一工夫とは、一度麺を湯切りするという方法です。
袋入りラーメンのほとんどがフライ麺と呼ばれ、一度油で揚げたものが使用されています。
そのためフライ麺にはたっぷり油が染み込んでおり、それがスープの中に溶け出してしまいます。
麺を湯切りし、スープには別に用意したお湯を使うだけで余分な脂質摂取をしなくて済みます。
このように、少なくした麺を湯切りし、ボリュームアップのために野菜を多めにトッピングすれば満足感と栄養が両方詰まった「野菜たっぷりヘルシーラーメン」の出来上がりです♪
袋入りラーメンの塩分が気になる！
加えて、カロリー以外にも気にしておきたいのが塩分摂取量です。
1日の塩分摂取量は男性の場合11.1ｇ、女性であれば9.4ｇ程度が好ましいと言われています。
仮に、インスタントラーメンをスープまで飲み干した場合、商品によってはカップラーメン1杯分で、なんとこの塩分摂取量の限度とされる量の半分ほどを摂取してしまうことがあるそう！
ダイエッターや健康志向の人にとっては恐るべき量の塩分であり、同時に知っておくべきでもあるポイントですね。
塩分の取りすぎは高血圧や生活習慣病をまねきます。
また、女性においてはむくみの原因にもなりますので、塩分量に注意して選び、スープは残すなどの工夫をして食べましょう。
どうしても少し食べたい時は「スープ」がおすすめ
「仕事でお昼を抜いてしまい、夕食前にお腹が減っている」
「夜中にどうしてもお腹が鳴って仕方がない！」
このような時に満腹感を与えてくれ、尚且つ冷凍うどんやレトルトカレー、インスタントラーメンのような炭水化物を食べた時のような罪悪感を最小限に抑えてくれる頼もしい味方があります。
それは「インスタントスープ」です！
「夜食は太る」と言われる原因は、夜になると私たちの体は代謝が抑制され、脂肪を蓄えやすい状態になるからです。
しかし、スープは低カロリーで満足感も得やすく、野菜が豊富なものは腹持ちもいい上に胃にも優しいという、かなり優秀なヘルシー夜食なのです。
例えば、わかめスープでは17カロリー程度のものもありますし、スープ春雨は1カップ100カロリーほどで、お茶碗1杯（140グラム）235カロリーあるご飯と比べると、かなり低カロリーですよね！
ただし、春雨の原料はデンプンです。
春雨の部類としては炭水化物に入るので食べ過ぎには要注意です！
また、コーンポタージュやクリームシチューなどといった乳製品の使われているものはカロリーが高めで、消化にもあまり良くありません。
夜食のチョイスとしては避けるのがベストでしょう。
冷凍食品・レトルト・インスタント食品も上手に活用しよう！
いかがでしたか？
- カロリーや摂取方法に気をつければ栄養バランスが取れる
- 忙しい時や緊急時に頼れる存在
- ひと手間かけるだけで「塩分・脂質量」などを少なくすることが可能
- もうちょっと食べたい時は「インスタントスープ」がおすすめ
このように、日本の冷凍食品・レトルト・インスタント食品は多種多様化しており、これらが一貫して「健康に良くない」「味がイマイチ」とは言い難くなってきています。
冷凍食品・レトルト・インスタント食品でも、選ぶ段階でこだわってみたり、少しの手間と工夫で忙しい毎日の中でも「美味しい」や「健康維持」を妥協せずに過ごすことが可能です。
ぜひこの機会にトライしてみてくださいね！
