「最近体がぽっちゃりしてきたかも・・・」
「ふっくらした体だね、と言われてショック!」
あなたはこのような悩みを持ち続けてはいませんか?
ダイエットをしても、なかなか体重が落とせない方や体のラインが変わらない方はもしかしたら、脂肪燃焼がうまくできていない可能性があります。
脂肪燃焼のメカニズムと脂肪燃焼に必要な酵素「リパーゼ」をしっかりと理解することで、今後のダイエットをさらに楽しく続けることが可能になります。
この記事を読んで、「脂肪燃焼の大切さ」を少しでも理解していただけたら嬉しいです。
Contents
脂肪には皮下脂肪と内臓脂肪がある!
![腹, 体, カロリー, ダイエット, 運動, 脂肪, 女性, 適合](https://cdn.pixabay.com/photo/2010/12/13/10/08/belly-2354__340.jpg)
脂肪を減らしたい!と思い、闇雲に食事制限をしたり、激しい運動をしても効果は出ないでしょう。
まずは、脂肪燃焼のメカニズムをしっかりと理解する必要があります。
まず、必要以上の脂肪が体についてしまった状態を「肥満」と言いますが、脂肪には「皮下脂肪」と「内臓脂肪」の2つの種類が存在します。
皮下脂肪とは、皮膚のすぐ下にある皮下組織に蓄積する脂肪のことです。
お腹周り、お尻、太ももなど、指で摘むことができる部分です。
男女問わず、皮下脂肪はありますが、男性より女性の方が脂肪がつきやすく、子宮をショックや冷えなどから守ったり、授乳期には栄養を蓄えるなどの役割もあります。
内臓脂肪は、腸間膜等につく脂肪のことです。
皮下脂肪よりずっと奥深くにある脂肪なので、指で摘むことはできません。
内臓脂肪はエネルギーの一時保管場所という役目があり、脂肪がつくスピードが早い反面、脂肪を早く落とすことも可能です。
メタボリックシンドロームの判定基準にも内臓脂肪が使われています。
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脂肪燃焼のメカニズムとは
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脂肪は一度つくと、どんどん体に脂肪がついていき、さらにふっくらした体つきになります。
ついてしまった脂肪を放置してしまうと、脂肪細胞が大きくなり、脂肪や生活習慣病に繋がるため、脂肪の肥大化をストップさせる必要があります。
脂肪がついたな、と感じたら早め早めに動きましょう!
脂肪を減らすなら、脂肪をしっかりと燃焼させることが重要です。
【脂肪分解メカニズム】
- 運動すると、体はエネルギーが必要な状態となる
- 脳が「体内にある脂肪を分解してエネルギーを作りなさい」という指令を出す
- 脳内でノルアドレナリンやアドレナリンなどの「脂質動員ホルモン(アデポキネチックホルモン)」が分泌される
- 脂肪の代謝や分解に関わる「酵素リパーゼ」が活性化する
- 「リパーゼ」が脂肪を、脂肪酸とグリセロールに分解し、血液中に放出する
- 脂肪酸が全身の筋肉に運ばれる、そして、エネルギーとして消費される
上記から、人間は運動をする際に、脂肪を分解・燃焼・消費することが分かりますね!
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脂肪燃焼向けの運動は「有酸素運動」!
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有酸素運動は「脂肪を燃やすことが目的」の運動です。
長時間行う際に体脂肪がエネルギー源となるため、ウォーキングやランニングはダイエット向けの運動だと言われています。
有酸素運動は5-20分間でも、ある程度のエネルギーは消費できるとされていますが、ダイエット効果を求める場合は、20分間以上続けるのがおすすめです!
その理由は、有酸素運動を始めてから20分以上経過すると「体脂肪をエネルギー源として」使い始めるからです。
つまり、20分以上ジョギングしたら、体にある脂肪が燃え始め、エネルギーをどんどん消費していく=体脂肪率を低くすることが可能になる、ということです。
ダイエット効果をさらにパワーアップさせたい!という方は、筋トレ(無酸素運動)をしてから有酸素運動をしてみましょう!
無酸素運動では糖質をエネルギー源として使います。
筋肉をしっかりつけると、体内の基礎代謝が上がり、運動をしていない時でさえも、脂肪燃焼の効果が高まるのです。
体を引き締めて、体重も落としたいなら、「筋トレ+有酸素運動」がベストです!
ぜひお試しくださいね。
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脂肪燃焼に必要不可欠なリパーゼ
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脂肪分解酵素リパーゼがきちんと働けば、体に貯まってしまった脂肪をエネルギーに変えることができます。
いくら頑張ってダイエットをしても、脂肪分解酵素リパーゼが働いていなければ、目標体重に届きません。
リパーゼを活性化させて、ダイエットを成功させる必要があるのです。
リパーゼを活性化させるなら寝起きのウォーキングがいい!
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脂肪分解酵素リパーゼが活性化するのは、主に空腹時と運動時だと言われています。
とはいえ、糖質をエネルギーとする激しい運動は空腹時は避けましょう。
朝起きた時、多くの人は空腹の状態でいることが多いため、脂肪分解酵素リパーゼも活性化されています。
リパーゼが活性化している時を狙って、ウォーキングなどの有酸素運動を20分以上行うことで、ダイエットにも健康にも効果が期待できると言われています。
脂肪分解酵素リパーゼを多く含む食品
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脂肪分解酵素リパーゼは、
- 脂肪を消化しやすくさせる
- 燃焼できる形にしてくれる
- 健康にもダイエットにも強い味方
という特徴があります。
体内で脂肪を燃やし易くしてくれるリパーゼは、「脂肪分を素早く分解し消化を助けてくれるという働き」もあるとのこと!
一般的にリパーゼは果物に多く含まれています。
イチゴ
プラム
グレープフルーツやオレンジなどの柑橘類
イチジク
梨
スイカ
そして、驚くのが脂肪を多く含んだアボカドにもリパーゼが豊富に含まれているんです!
アボカド自体が脂肪を多く含むのですが、アボカドが自分で脂肪を分解してくれる、なんだか不思議な感覚がしますが・・・
リパーゼは、カリフラワーやほうれん草、ズッキーニや人参、大根、トマトやパプリカなどにも含まれていますので積極的に摂り入れていきたいですね!
また、忘れてはならないのが、納豆、チーズ、味噌など。
これらにも脂肪分解酵素リパーゼが含まれています。
諸外国では、日本食は「太りにくい」と賞賛され、ダイエット食としても人気が高い理由がここにあるのですね!
脂肪燃焼でダイエットを成功させよう!
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脂肪燃焼には脂肪分解酵素リパーゼが必要です。
脂肪分解酵素リパーゼは、脂肪を分解し、消化を促します。
内臓脂肪もつきにくくなる効果もありますので、成人病や肥満なども予防することが可能になります。
野菜、豆類、乳製品、果物などをバランスよく摂り入れながら、脂肪を燃やしてダイエットを成功させましょう!
ダイエットを頑張っているのに、期待通りの結果が得られない、とお悩みの方はぜひリパーゼを多く含む食品を積極的に食べながら、ウォーキングなどの有酸素運動も日々の生活に摂り入れてみてくださいね。
ダイエットは楽しく続けましょう!