「お菓子などのパッケージの裏に「デキストリン」という文字が書いてあるけれど、体にいいのか悪いのか、分からない!」
あなたはこのような悩みを持ち続けていませんか?
私は長男を産むまで全然気にしていませんでしたが、長男の出産をきっかけに、全ての商品の成分表をチェックしています。
そこで1番最初に気になったのが「デキストリン」。
デキストリンはトウモロコシからできたデンプンの一種で体に悪いものではありません。
難消化性デキストリンの働きを正しく理解することで、今後はダイエットだけではなく、毎日の食事にも気をつけることが可能となります。
この記事を読んで少しでも「健康的にダイエットを初めてみようかな」と思っていただけたら最高です!
Contents
難消化性デキストリンとは?
難消化性デキストリンというのは、名前の通り消化をしにくいデキストリンを意味します。
デキストリン?なにそれ?
ってなりますよね。
デキストリンとは、トウモロコシから作られたでんぷんの一種。
特定保健用食品の中に入っている成分なので、目にしたことがある人も多いでしょう。
特にダイエットに興味がある人は聞いたことがあるかもしれません。
消化が良いもの=体に良いようなイメージがありますが、消化が難しいことでどのようなダイエット効果があるのでしょうか?
まずは難消化性デキストリンの効果からひとつひとつ見ていきましょう。
難消化性デキストリンの効果
難消化性デキストリンの効果は消化しにくいため、腸の中での栄養の吸収を抑制して、特に糖分の吸収を抑える効果があります。
同じような効果を出すものに「食物繊維」があります。
難消化性デキストリンも食物繊維の一種ですが、他の食物繊維と違うところはミネラルの吸収を阻害しないというポイント。
そのため大切なミネラルの栄養素は体に取り入れることができながら、カロリーの大きな糖分だけ吸収を抑制するということができるようになるのです。
そのような効果があるため、食事の中に難消化性デキストリンを取り入れることで、今までと同じ食事内容にしながらも摂取カロリーを抑えることができるようになります。
糖分の吸収も抑える難消化性デキストリン
糖分の吸収を抑えることで、体の中の糖分が全て使われた時には、次のエネルギー源である脂肪の燃焼が始まるために、ダイエット効果が期待できます。
しかも、吸収を阻害するのは糖分だけなので、食事の内容についてはバランスよいメニューにしておけば特別な工夫は必要がなくなります!
また、食後の中性脂肪や血糖値の値が急上昇することを防ぐという効果もあるため、体の内側からも健康にするような効果があるとのこと。
そして忘れてならないのが「食物繊維」と言えば便秘に効くということで有名ですが、難消化性デキストリンも便秘解消効果が期待できます!
ダイエットをしているしていないに関わらず、便秘気味でちょっとお腹がきつい、と感じている方は食物繊維や難消化性デキストリンをうまく摂り入れるとよいでしょう。
難消化性デキストリンの摂取目安量は3~8g
難消化性デキストリンの摂取目安量は、必要としている目的により違いますのでしっかりと把握しておきましょう!
まず、お腹の調子を整えることが目的の場合には3~8g。
食後の血糖値が気になる方や食後の血糖の上昇を抑えたい場合には4~6gとされています。
また、食後の中性脂肪の上昇を抑えたい場合、脂肪の多い食事をとる時などは5gが
なぜ摂取量に違いがあるのか?
実は、体のどこに働きかけるかによって違いが出るのです。
例えば、お腹の調子を整える時には腸の動きをより活発化させる効果を目的としています。
この場合、腸の状態によって、もともと腸の動きがそこまで悪くない人の場合には少なめにしたほうが下痢になる可能性が低くなります。
また、腸の動きがかなり悪くなっている人の場合はデキストリンを多めに摂取しないと、効果が出にくいと言われています。
血糖値や中性脂肪は吸収された糖分などの量により、体が反応を起こして血液中の値が変動します。
そのため、それぞれの目的に応じて目安量を参考にして摂取する必要があるのです。
難消化性デキストリンのおすすめの飲み方・摂取方法
難消化性デキストリンの飲み方も目的によって少し差がありますので、正しい飲み方をこの機会に覚えましょう!
お腹の調子を整えたい時
お腹の調子を整えたいという時には、1日の接種目安量の範囲内で自分に合った量に調整をする必要があります。
しかし、初めて服用する際は、いくら便秘がひどいとしても、必ず少量から始めましょう!
なぜなら、最初から多めに使用してしまうと効果が強く出すぎて、便が緩くなりすぎてしまうことがあるからです。
まずは少なめに使用することからはじめて、「効果が出ないな、弱いな」と感じたら少しずつ増やすようにしましょう。
血糖値が気になる場合
血糖値が気になる場合は、1日1回食事と共に接種目安量を摂取しながら体調の変化を見ていきましょう。
血糖値を測る機会がある方は、その値を参考にして摂取量を調整するのがベストです。
中性脂肪の値が気になっている時も同様です。
食事と一緒に1日に1回難消化性デキストリンを摂取して体の変化をみていきましょう。
お腹がゆるくなりすぎることがある時には量を減らすなどの対処が必要です。
下痢を起こさないように気をつけましょう!
難消化性デキストリンをうまく活用しながら健康に痩せよう
いろいろなダイエットを試し続けていると、どれも効果が出ていないのでは?と感じてしまう時がありますよね。
「運動も、食事制限もきちんとしているのに結果が出ない」
そういう風に感じる人は多いはず。
ダイエットに少しポジティブになれない時は難消化性デキストリンを上手に摂取しながら、体の内側からきれいに体重を落としてみるのもよいかもしれませんね。