ダイエットを成功させたいのであれば、体が必要とする「栄養」にも目を向ける必要があるのはご存知でしょうか?
この「栄養」を全く気にせず、ただがむしゃらにダイエットをしてもダイエットが成功する可能性は低く、お肌や体調にも悪影響が出る場合もあります。
ダイエットと関係がないように思われている「ハチミツ」に関して詳しく解説します。
ハチミツの効果もしっかりと理解すれば、ストレスを感じることなくダイエットを続けることができますよ!
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ハチミツにも種類がある!
はちみつと言えば、
「とろ〜り甘く、食パンに塗っても美味しい!」
誰でも知っている食品ですよね!
突然ですが、ここで質問です。
ハチミツの種類を全て答えてください。
正解は・・・
な、なんと14種類!
買い物でよく利用するスーパーなどの食品売り場には「レンゲ」や「アカシヤ」などをよく見かけますね。
他にもクローバーやナタネ、リンゴやシナノキ、香り豊かなラベンダーやローズマリー、変わり種のソバやコーヒーの花などもあるそうですよ。
最近、健康意識が高い方の多くが摂り入れているハチミツといえば、ニュージーランド産の「マヌカハニー」。
濃密で食べ応えのあるハチミツですが、毎日食べても飽きない味なので私も食べています。
はっきりした根拠はありませんが、ハチミツを食べ始めてから風邪を引かなくなったような感じがします。
これって、ハチミツの効果かも?
はちみつの栄養成分とは
ハチミツはおいしいだけでなく、豊富な栄養素も含んでいます。
良質なビタミン類やミネラル類、アミノ酸や酵素なども含まれているため、昔から栄養価の高い健康食品として重宝されています。
江戸時代では砂糖と並ぶ最高の甘味料として嗜好品でもありました。
一般庶民には手の届かない高級なものだったそうです。
ビタミン類
- ビタミンC
- ビタミンK
- ビタミンB1・B2・B6
- 葉酸
- パントテン酸など
ミネラル類
- カリウム
- カルシウム
- マグネシウム
- リン
- 鉄
- 亜鉛
- マンガンなど
はちみつの糖分はブドウ糖(グルコース)と果糖(フルクトース)から作られています。
本来、花の蜜の主成分は白砂糖と同じ「ショ糖(スクロース)」です。
しかし、ミツバチが体内の酵素で分解することでブドウ糖と果糖を構成することで、これら2つの糖分が混ざり合います。
よって、味に深みが生まれ、特有のとろみが砂糖よりも甘みを感じやすくさせているのです!
ハチミツは砂糖の1.3倍の甘さがある
ハチミツは砂糖の1.3倍の甘味度があります。
そのため、砂糖の量を減らしたい場合は砂糖よりも少ない容量で済むハチミツを使いましょう!
また、上白糖100g当たりのカロリーは384Kcalであるのに対して、ハチミツは294Kcalです。
甘みだけでなく、もともと低カロリーの食品であるため、糖分も気になるダイエット中もハチミツを上手く取り入れることで「甘いものが欲しい!」という欲求を満たすことが可能となるのです。
ハチミツでカラダの調子を整えよう
勉強や頭を使う作業に最適な食品は「ハチミツ」です!
脳のエネルギー源となるのはブドウ糖のみ。
ミツバチがブドウ糖を作り出してくれるため、ハチミツは勉強や頭を使う作業に持ってこい!なのですね。
また、果糖もエネルギーに変換されやすい特徴があります。
消化吸収されやすく胃にも優しい効率の良い栄養素だとも言えます。
風邪で身体が弱っていたり、スポーツなどの疲労回復としても効果を発揮してくれるハチミツ。
さらに、整腸作用があるため、便秘や下痢といった症状の緩和にも効果がありますよ!
カリウムで余分な塩分を除去!
ハチミツに含まれる豊富なミネラルの中でも、特に「カリウム」の含有量が多く、余分な塩分を排出する効果が期待できます。
高血圧の方やむくみを感じる方は血中のナトリウム濃度の高さが原因で引き起こされることもあるそうです。
「自然の降圧薬」と呼ばれるカリウムを多く含むハチミツは、高血圧の予防としても最適ですね!
また、各種ビタミン類が含まれていることは美肌にも効果的だと言われています。
ビタミンB郡は代謝を整えたり、肌荒れの予防や改善にも役立つビタミンです。
活性酸素を除去し、健康できれいな肌を作ってくれるため、率先してハチミツを摂り入れていきたいものです。
ハチミツは赤ちゃんにあげてはダメ!
健康を維持するならあらゆる栄養素を含むハチミツが有効なのがわかりますね!
じゃあ、子どもの成長のためにも取り入れても大丈夫だよね?
と考える人も多いはずです。
しかし、はちみつには「ボツリヌス菌」という菌が含まれていて、ごくわずかな可能性ではありますが「乳児ボツリヌス中毒」を引き起こす危険性があります。
このボツリヌス菌はごく自然に存在しているもので、通常であれば口にしても害はありません。
ただ、1歳未満の赤ちゃんの体内はボツリヌス菌にとって快適な環境であるため、増殖しやすいと言われています。
そのころの赤ちゃんは腸内環境もまだ整っていません。
また、免疫力も低いか弱いため、ボツリヌス菌の増殖し始めても食い止める力がありません。
1歳未満の赤ちゃんがハチミツを食べてしまったら・・・
筋力の低下や哺乳低下などの症状を起こしてしまった場合は重篤な状態に悪化してしまうことがあります。
また、加熱調理したとしても熱への耐性が強いため、殺菌するには120度で4分以上の加熱が必要となります。
よって通常の調理ではリスクを取り払うことはできないのです。
上記理由から1歳未満の赤ちゃんにはハチミツを与えないでくださいね!
ハチミツは赤ちゃんの手の届かない場所で管理しましょう。
砂糖の代わりにハチミツでダイエットを続けよう!
ダイエットは極端な食事制限や運動をすれば成功するものだと思われがちですが、そうではありません。
体に摂り入れる全ての食品の栄養価や効果もしっかりと把握することで、安全にダイエットを進めることができるのです。
当ブログは面白いダイエット方法だけではなく、食品の栄養に関しても正しい情報をシェアし続けていきます。
健康的に無理なくダイエットを継続したい方は栄養についても正しい知識を身につけましょう!
ダイエット中に甘い物を食べたいと感じるのはごくごく普通のことです。
そんな時はチョコっとハチミツを舐めてストレスを発散させましょう^^